大願に生きよう。そこに全てが含まれていると確信して by.goody-satur

全国代表協議会での名誉会長のスピーチ〔下〕より

仏弟子が仏法を破壊する」

「外道や悪人は、如来の正法を破ることはできない。必ず、仏弟子らが仏法
を破るのである。師子身中の虫が師子を内から食うとはこのことである」(御
書957ページ、通解)
 外の敵ではない。内部から仏法は破壊されるとの御金言である。
 仲間うちから、反逆の輩が現れる。これが方程式である。
 同志を裏切る卑劣な行いは、永久に許してはならない。
 仏法が、どれほど「恩」を重視しているか。
 御書には、「二乗は父母・師匠・国主・主君・一切衆生・仏などへの報恩が
皆欠けている。ゆえに一念も二乗の心を起こすことは、十悪や五逆罪を犯すよ
りも過ぎたことである」(同435ページ、通解)と仰せである。
 二乗の心とは、利他を忘れて、自らの利に執着する心である。それでは恩に
報いることができない。ゆえに、十悪や五逆罪を犯すよりも、成仏の道を閉ざ
すことになるのである。
 名声、学歴、権力、地位を持った人間は、忘恩の心に陥りやすい。
 忘恩の人間は、例外なく苦悩の底に沈んでいく。その末路は悲惨である。私
はこれまで、大勢の人間を見てきたが、まさしく大聖人の御言葉の通りであっ
た。
 だからこそ仏法では、不知恩、忘恩を厳しく戒めるのである。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~masajun/sintyaku4/200607033.txt

とどのつまるところ、そういうことである。