求婚

[登場人物]
メスさん以後…メ
オスさん以後…オ

求婚シーン

序幕(導入):メスさんは、海外留学を考えており、オスの求婚に困惑している。メスは、使命をとるかオスの求婚に人生をまかせてここの地で暮すか思い悩む日が続いた。ときに三星霜…。

オ:「メスさん、行かないで行かないで〜〜〜。ここの土地にずっといて欲しい。」

メ:「う〜ん。私に留学する使命があれば、そちらに行きたいの。女子部のときも、道に迷ったら、お題目をあげて、御本尊様にお任せして決めていたから。」

オ:「え〜〜!そしてら、僕、寂しいじゃん。僕を置いていってしまうなんて無慈悲ではないか〜」

メ:「万が一題目あげて、留学を決意したら、オスさんは、喜んでくれないの。」

オ:「そんなの無理無理!!!きっと、使命はこっちにあるよ。絶対だよ。」

メ:「そんなこと言って、あなた私の人生の責任取ってくれるということなのね。そういうことになると、退転せず、広宣流布を実現させていくために馬車馬のごとく戦うのよ。その覚悟があるの。」

オ:「う〜ん。その自信はない。メスさんが一緒だったら、頑張れるような気がする。」

メ:「そんなこといってたら、私の人生にも責任とることはできないわね。それはあんたの我がままよ。それも、私が海外留学決まってから、急に私に近寄ってきて好きになったんじゃないの。お世話してくれたことに関しては本当に感謝してる。だけど、一個の人生は別よ。私の使命は、あんたにも私にもわかんないのよ。だから、お題目をあげてるんじゃないの。」

オ:「え〜。そういえば、メスさんには、海外留学なんて、無理だよ。本音をいうと、あんた、少し体弱いし、まだ若いから、知らない土地にいって活躍はたぶんできないよ。」

メ:「何よ。いきなり。もしかして、私と人質になにかでっかい館でも契約してるんじゃないの。それなら、私は人で建物じゃないから。」

オ:「とにかく、いつといったって、メスに惚れてしまったんだ。とにかく、結婚してくれ。」

メ:「ちょっと考えさせて。題目あげて光がもうそこまで見えてきたの。すぐ返事するから。」

オ:「俺、メス以外に考えられない。やだやだやだやだ!!!」

メ:「ありのままの気持ちを言ってくださってありがたいけど、もっと信心で受け入れてもらえないと、どこにいっても広布のために戦えないわ。お互いに。ありのままの気持ちをいってくださったので、あとは、共に信心で乗り越えるしかないわね。」


オ:「……」

以上、ありがち(?)な白熱寸劇でした(笑)。