家庭訪問

 足しげく通う前に、嫌われないようにすることが大事ではないかと思う。
 壮年長の話は、最初、具体的な行動をはっきりとさせ、後半で、池田先生の御指導を引用されながら、どういう心持ちで、対話に取り組んでいけばいいのか明確にされている。それを、「ああ、何度も通えばいいんだな」と単純に考えたら、それは間違いだ。
 今の時代、自分の好き嫌いは、はっきりとしているのに、人にどう思われているか鈍感な人が多いように思う。
 それは、高齢化が進んだためもあるかもしれない。少子化による人目を気にしやすい年頃の若者が少ないからそう感じるのか。
 一昔前は、人のプライベートの中に入っていくのに躊躇するぐらい慎重な人が多かった。しかし、それだけ、一念を定めて、真心の祈りと行動に徹しぬいて来られたからこそ、結果がすごく出たのだと思う。
 オートロックが増える時代で、時と場合を考えて、賢く行動し抜いていきたい。

 

 私は、しつこいのが嫌いだ。人の心の中に泥靴でズタズタと入ってこないで欲しい。それは礼儀だと思う。
 きっと、私の眷属も500人はいると思うので、その代表として言って置きたい。
 だからこそ、一期一会の出会いを大切にしたい。ただ、自分は、最初からガンガン行きません。

 ただし、いじられるのが好きなタイプの人はこの限りでない(笑)。