二処三会(にしょさんね)
日々の勤行・唱題は、一往は九界から仏界へ至るための修行であり、従因至果といえます。しかし再往は、それ自体が即仏界に連なっている。そこから現実社会に妙法の知恵と慈悲を広げていく、従果向因の活動が出発点となっている。御本尊に南無し、唱題しゆく信心のなかに、この従因至果、従果向因の二方向が同時に包含されている。
日々の勤行・唱題は、一往は九界から仏界へ至るための修行であり、従因至果といえます。しかし再往は、それ自体が即仏界に連なっている。そこから現実社会に妙法の知恵と慈悲を広げていく、従果向因の活動が出発点となっている。御本尊に南無し、唱題しゆく信心のなかに、この従因至果、従果向因の二方向が同時に包含されている。