平和・文化・教育運動

創価学会は、生活に根差したアプローチで事の本質に迫り、草の根レベルのネットワークで効果的に情報を共有し、人間の目線で変革のビジョンを提示。
市民社会ネットワークの結び目の一つとして、民衆の連帯の輪を大きく広げながら、国連機関とも連携しつつ、地球的課題の解決に向けて一層の貢献をしてまいりたい。(聖教新聞2010.11.3付 SOKANETに掲載)

1.民衆の連帯で核兵器を禁止する「規範」の確立
創価学会は、2007年にスタートした「核兵器廃絶のための民衆行動の10年」のキャンペーンに引き続き取り組む。
具体的には、原爆投下から70年にあたる2015年に、核時代に終止符を打つ意義をこめた「核廃絶サミット」の広島・長崎での開催を呼びかけるとともに、「核兵器廃絶への挑戦」展、被爆証言DVDなどを活用しながら、核兵器の全面禁止を求める「核兵器禁止条約」の制定を目指す運動を推進していく。


2.「平和の文化」構築への草の根の活動
創価学会は、女性の視点から「平和の文化」の意義を積極的に発信するため、さまざまな取り組みを展開してきた。
こうした取り組みを踏まえ、「平和の文化」構築への女性の使命と役割を追及した「平和の文化と女性展」・身近な家庭・地域から「平和の文化」を築いた体験主張を発表する「平和の文化フォーラム」・親子でともに学ぶ「母と子のための平和の文化フォーラム」・識者を招いて「平和の文化講演会」「ピース・フォーラム」等を開催していく。

3.「人権文化」の建設のための努力
国連人権理事会では、 ※「人権教育および研修に関する国連宣言」の草案を準備する作業が進んでおり、次期国連総会での採択が期待されている検討過程に市民社会からの声を届ける努力をするとともに、人権教育のために新たなDVDを作成するなど、国連宣言に関連する幅広い教育・広報活動を行う。
・「21世紀 希望の人権展」の国内巡回
・国連による ※「人権教育世界プログラム」について、広報活動支援


4.「持続可能な未来」に向けての貢献
創価学会は人間の内面の変革に着眼したアプローチで、これまで好評を博している「21世紀 環境展」をリニューアルし、私たちのライフスタイルを見直すことの重要性を引き続き訴えていく。

国連による ※「持続可能な開発のための教育の10年」を推進するネットワークとの連携を深め、持続可能な社会や人間のあり方への意識啓発活動を一層推進する。

国連人権理事会とは→http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken_r/index.html
※「人権教育および研修に関する国連宣言」文部科学省HPより http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/jinken/06082102/016.htm
※「人権教育世界プログラム」 外務省HPより http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken/kyoiku/index.html
※「持続可能な開発のための教育の10年」外務省HPより http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/edu_10/10years_gai.html