真の友情について

真実の友情は、利己主義や、独善の支配している人間の中には芽ばえない。たえず、自分を反省し、成長を図り、同時に、友を思い、ときには自分を犠牲にしても相手の幸福を願っていくところにこそ、真の友情はあるといえよう。「女性抄」〜友情について より

 真の友人をつくりたいとは、子どもから大人まで差別なく、憧れることであろう。
 同世代の友人と、たがいに啓発しあい、理解しあい、共々に成長できたという思い出をもって一生を終えることが出来たらどんなに最高の人生であろうか。

 また、これは、人間関係の重要な基本であることにも気が付いた。友人の中で、一人でも親友と呼べる人がいれば、これは、あらゆる人間関係の中でも自分らしく強くやっていけるという大きな自信になると思う。

 そして、もっといえば、友情を築くということは、人生の師匠を持つことにもつながっていかないだろうか。
 相手の側に立ち、相手の訴えを誠実に聞いて、共に歩まんとする姿勢は、友情を結べた人なくして師弟関係の徳を感じ得られないだろう。

 だからこそ、それに挑戦している創価の友は、生き生きとして清々しいのかもしれない。