懐古していて気づいたこと


私は、約6年8ヶ月前に女子部を卒業させていただぎました。そのまた6ヵ月前、正役職の交代式で後任にバトンタッチを経ました。

まさに、その交代式の会合の時の話です。
まず、その会合日は、ちょうど親友の結婚式でしたが、どうしても調整出来ず、やむを得ず途中で早退させてもらいました。

そして、夜、交代式へ。
旧から新へ荘厳にといったら大袈裟ですが、師匠からお預かりした組織を別の立場で迎え入れることとなり、言葉に詰まりました。その時の涙は、何者にも変えがたい複雑な気持ちでしたが、祈り切れた戦い抜くことが出来た感で一杯でした。

しかし、その涙は感傷のものと捉えた後輩もいたようです。

そこで、自分の本当の思いを全員に汲み取ってもらえないまま、卒業してしまったように思います。


さかのぼって、20代前半、20才近く離れていた部員さんがいて、その方は私が未来部のときにお世話になったお姉さん。そのお姉さんは、「結婚するために、毎日2時間以上お題目をあげている」ということでした。

そうだよな〜。年頃になれば、将来を考えれば、当たり前の話だと思って、私も陰ながら、祈りをささげました。陰ながらとはなぜかというと、私は独身なので、結婚を祈ってあげるなんておこがましいと思ったからです。しかし、多くの先輩達は、ありがとう。と喜んでくれたり、私のことも祈ってよと、気さくで、心の広い先輩に恵まれていたように思います。

あるとき、当時、県トップの女子部長を帰りお送りするということがありました。実家が同じ方面だったからです。そのとき、「何か心配なことはある?」と聞いて下さり、何かしら言わないともったいないと思った私は、思わず「○○さんが結婚に悩んでいるので、早く結婚させてあげたい」と答えてしまいました。祈っていることは、不思議とあらわになってしまいます。一瞬焦りましたが、この私のキャラを理解して下さっていると思うし、繕っても駄目だと思いその答えを聞くのに、ハラを決めました。しかし、女子部ゆえ、独身なのは一緒であるし、今思うと、県のトップであろうと、答えはわからないでしょう。当たり前です。
そのまま、他の話題ではありましたが、和やかな一時を過ごせました。女子部長に、自分を知っていただけただけでも、満足でした。

しかしながら、自分が体験していないことでも、他の方の体験談を紹介したりしてあげることも本人のためになるのかなと思います。なにを隠そう、県女子部長はその後まもなく女子部を卒業されたのです。
今思うと、他人の結婚を心配しているヤングに出くわし、内心びびったと思います(笑)。

まとめると、「変毒為薬」で何か起こってもへこたれないことだと思いました。
また、以前の暗い性格は、修羅界の命だったのだなと思いました。自分の感情を基準にし、他者を下に見る。それでは、感謝も反省も出来ません。自分の感情に振り回されているうちは、どんなに題目をあげても願いは叶いません。誓いし願やぶるべからず。で、感情によってコロコロと基準を変えてしまう人もしかり。現実を無視して頑なに基準を変えない人もしかり。

しっかり、目標を定めてブレない自分自身、矛盾するかもしれませんが、臨機応変に動ける自分自身に大成長して参りたいと改めて決意致しました。

以上! 長々とすみませんでしたm(..)m