「現代インドネシア語の父」アリシャバナ先生

新・人間革命では、牙城会のことを連日綴ってくださっていました。そして、旧輸送班・創価班へ。
牙城会への激励のメッセージにインドネシアの大作家アリシャバナ博士のことが紹介されていました。

アリシャバナ博士は謳った。
「生きるということは、前へ進むことだ。常に常に前進することだ。一歩また一歩と戦うことが喜びなのだ」と。


インドネシア大学「名誉哲学・平和博士号」授与式  2009-10-10

「多様性の中の統一」を掲げて

一、貴インドネシア共和国は、「多様性の中の統一」という人類共生の大哲学を、高らかに掲げておられます。

その先頭に立つ貴インドネシア大学は、世界のいずこにもまして「開かれた心」が光る、平和創造の大殿堂なのであります(大拍手)。

世界市民の哲学

一、貴大学のモットーは、誠に力強い。


「真理」「誠実」「正義」──ここにこそ人道の真髄があり、人間性の極意があると共鳴を覚えるのは、私一人ではないでしょう。

貴大学は160年にわたり、真理の探究を深め、学問の大樹の枝を世界に広げてこられました。

さらにまた、「民に仕えよう」「民衆に仕えよう」と誠実に行動する人間指導者を、幾十万と育成されております。

そして、栄光の「独立」と「建国」に尽くされ、正義と勝利の歴史を刻んでこられたのであります。

この貴大学の気高き伝統に私たちは学びつつ、恒久平和に貢献しゆく「世界市民の実践哲学」を、ここで3点、確認しておきたい。

それは、第1に「勇気」です。

第2に「智慧」です。

そして、第3に「勝利」です。


「現代インドネシア語の父」である、貴大学ゆかりのアリシャバナ先生

親孝行の人生を

一、「平和の哲学」の第3は、「勝利」であります。

「現代インドネシア語の父」である、貴大学ゆかりのアリシャバナ先生は「生きる、それは闘争だ」と宣言された(舟知恵訳・著『アミル・ハムザ 全作品と生涯』禰生書房)。

さらに「私はすでに決めている、勝利は私に必ずあるということを」「困難に直面していることがはっきりと分かる平野に立たされていても、わたしは絶対に負かされることはないのだ。突き落とされても、より強く立ち上がるからだ」と。

正義の使命の人生は、断じて勝たねばならないということを、皆さんに訴えておきたい。

勝たなければ、民衆を幸福にはできないからです。

「人生の勝利」ということは、たとえば「親孝行をする」ことです。就職に際しても、結婚に際しても、母を、そして父を安心させる自分自身をつくりあげていただきたい。

また、きょう、家に帰ったら、玄関に散らばっている靴を直す。お母さんの代わりに料理をつくる。なんでもいい。お母さん、お父さんを喜ばせてあげてほしい。「ああ、いい子に育ってくれたな」と思えるようにしてあげなければ、親はかわいそうだ。これまで、なかなか親孝行できなかった人は、きょうから変わろう。「さすが創価だ」と言われる一人一人になっていただきたい。

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Circle/2009/s91010.htm