題目

リンクフリーということなので、お言葉に甘えて。
藤重栄一氏サイトの雑記(題目論メモ)によれば、

○「成仏するためにはどうすればよいか?」というのが〝大問題〟である。
○かくして、「『法華経』の解読」という問題が新たに〝小問題〟として発生することになる。

○ただし、「南無妙法蓮華経という記号列が〝大問題〟の解のエッセンスである」ということの意味は、『法華経』なくしては理解不可能である。「南無妙法蓮華経とはどういう意味か?」という〝小問題〟を解くためには『法華経』が必要不可欠である。『法華経』から切り離された「南無妙法蓮華経」という記号列をいくら眺めたり、唱えたりしてみても、「〝大問題〟の解」に到達することはありえない。

http://fallibilism.web.fc2.com/index.html

お題目の質的要因からわかりやすく解かれています。数学的思考寄りの私にはぴったりと来ました。

本当にすごい。悪世末法の転倒世の中にもぴたっとくる研究ではないでしょうか。とかく、わたくしのように根が批判的でネガティブの人にはしっくりきます。
そして、このサイトから、カール・ポパーという哲学者の存在を知ったので、また違った角度から目の前の課題とにらめっこできそうです。

wikipedia:カール・ポパー