異本論(筑摩書房)

ノイズの章だけ読んだ。
私は、無駄な動きを好まない。だから、真実であると確かめるまで動かない。確かめたら、はじめて、動こうとするなんとも保守的な性格である。
「骨折り損のくだびれもうけ」などは、一番の点滴である。
悪く言うと、必要最小限の発見しかできない、しかし、良くいえば、二度と無駄なことをしないように、思考を深められるというもの。
我が主人は、私と同じような考えをもっているかもしれないけど、わからない行動が多い。それが謎めいていて面白いと思うことにした。