明年テーマ「人材・躍進の年」について

婦人部の大綱を読んだら、全体感に立った創価学会のテーマについてもよく把握したい。

学会の原点は、どこまでも「人材」である。そして、時代の焦点は「青年」の新しい息吹が脈打つところに、新時代への「躍進」がある。
ゆえに学会は、2011年のテーマを「人材・躍進の年」と掲げ、100周年への希望あふれる歩みを進めていきたい。

日蓮大聖人は、法華経の虚空会の会座に、無数の菩薩が集い来る姿を「星の虚空に充満するが如し」と仰せである。
創価学会は人材をもって城を築け」との戸田題2代会長の指針が、今こそ不滅の輝きを放つ、「創価の人材」の総立ちの時である。
さらに、新しい「躍進」の原動力は「青年」である。池田名誉会長は「青年の糾合こそ、あらゆる団体の発展の方程式である。心広々とスクラムを広げていきたい」「青年を仲間に!――学会は、これで未来を開こう!」と呼び掛けた。


学会の活動基調である①折伏・弘教の推進②聖教新聞の拡大③地域友好活動④未来後継の人材の育成 を中心として、以下の諸活動をポイントに、信心を深めゆく教学運動にも一層、力を入れて取り組み、教宣活動も着実に推進していく。


一.創立100周年へ躍進する「青年学会」を構築
①青年部結成60周年を「大拡大」で勝利
②各部一体で青年部・未来部の育成に全力



二.青年の息吹で「大対話運動」を展開
①着実な折伏・弘教の推進
②幸福を広げる聖教新聞の拡大



三.励まし運動で「ブロック」をにぎやかな人材の城に
①最前線の「ブロック」の充実・活性化
②ブロック幹部の育成・登用に総力

聖教新聞2010.11.03付
SOKANET http://www.sokanet.jp/info/nenkan_theme.html


◎「星の虚空に充満するが如し」御書P1127

新時代第43回本部幹部会/全国ブロック長・白ゆり長大会への名誉会長のメッセージ 
(2010.10.16 創価国際友好会館)


一、日蓮大聖人は、法華経の虚空会の会座に、無数の菩薩が集い来る姿を「星の虚空に充満するが如し」(御書1127㌻)と仰せである。
 宇宙に充満する星のようだ──と。
 わが学会には、広宣流布の人材が、満天のきら星のごとく、いちだんとさえわたってきた。世界一の団体と光り輝いてきた。
 美しく渦巻く銀河にあっても、巨大な星たちが幾万、幾十万と、一気に集中して誕生する現象がある。
 それが「スターバースト」と天文学で呼ばれる、爆発的な星の形成である。
 銀河が鮮烈な輝きを放つ。壮大なる大宇宙のドラマである。
 広宣流布の大回転にあっても、新しい人材が爆発的に誕生すべき時がある。
 今、新しいその時が来た。
 今こそ、一人一人が「勇気」と「戦闘力」と「学会精神」を爆発させていくことである。
 嫉妬と悪口の輩にさえも「学会はすごい」「かなわない」「今までの何倍、何十、何百倍も人材が出てきた」と思わせるような戦いをしようではないか。
 その戦いの根本は何か。
 自分自身の人間革命である。
 組織をどう動かすか、ではない。
 自分を革命することだ。
 自分が生まれ変わっていくことだ。
 新しい自分の光、人間としての輝きを出していくことである。
 そして、その新しい輝きを、どこに向けていくべきか。
 後輩を育てること、広宣流布の人材を育てることに向けるのである。
 あの日あの時──仙台の青葉城址での戸田先生の勇姿を、私は、生涯、忘れることができない。(1954年〈昭和29年〉4月25日)
 「創価学会は、人材をもって城を築け!」
 これが恩師戸田先生の永遠の指針である。

http://hokuto-sgi.seesaa.net/category/6181587-1.html